伊藤さち個展 「森のとなり商店」 6/17(金)~22(水)

梅雨の中央線沿線をつたう、伊藤さちさんの個展のご案内です。


第1章 中野無国籍料理店「カルマ」2011年6月17日(金)〜 22日(水)
     阿佐ヶ谷「inelle」2011年6月17日(金)〜 19日(日)

訪れるたびに新鮮なよろこびのある30年以上続く料理店「カルマ」で「森のとなり商店」の世界観を象徴する作品を展示します。阿佐ヶ谷イネルでは「森のとなり商店」が実際にオープンします。
 

作家によれば、物語中の「森」とは、私たちが暮らす社会そのものを表します。
「森のとなりの小屋」は、社会の中のどこにでも出現可能な、人々の意識によって立ち現れる宿場のような場所であり、作家自身はもちろん、いまここに暮らす私たち誰もが、小屋に住み旅人が森に残したものを変容させるおばあさん、あるいは旅人になり得ることでしょう。

2011年6月17日(金)〜30(木)にの2週間に渡り、「衣服と記憶」をテーマに制作活動をする作家 伊藤さち の個展を開催します。「森のとなり商店」とは、作家作の物語「森のとなり商店」を軸とし、物語中の世界観を体感できるような様々な空間を構築していくプロジェクトです。今回は、2009年夏に開催された序章(introduction)に続く第1章〜第3章を、3つの地域で展開します。
 

第1章は中央線沿線、中野および阿佐ヶ谷エリアの無国籍料理店カルマ、阿佐ヶ谷イネル、una camera liveraと、それらをつなぐ道ばたが舞台となります。伊藤が生み出す色や形、テクスチャーをご覧いただける展示と、小屋に暮らすおばあさんの仕事を少しだけ体験できる2つのワークショップを開催します。(主催 GALLERY&WORKSHOPはちどり



 


伊藤さち
1983年生まれ。「衣服と記憶(とその周辺)」を気にしながら、独学で制作をスタートし、古着や布、糸を使った作品制作、ワークショップを行っている。縫う&編むレーベル「homam*(ほまむ)」主宰。ウェブサイトhttp://homamoh.com/
 

GALLERY&WORKSHOP はちどり
2010年祐天寺オープン。2011年6月より世田谷区烏山に移転。「森のとなり商店」は、オープンから続いている「作家さんに展覧会を依頼するシリーズ」です。今回は、カルマ、イネル、una camera livera、中目黒 sakumottoのみなさまにもご協力いただきました。
ウェブサイトhttp://888.digi2.jp/
ワークショップなどのお問い合わせ:yoshimiyatori@gmail.com

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